目次
【「経験」って言葉でごまかしてない?昔できなかった自分を棚に上げないために。】
【大人になって初めて気づく矛盾】
大人になると、子どもに「ちゃんとしなさい」「これはダメ」「ああしなさいこうしなさい」って言う場面が増える。
でもふと気づく。
これ…
昔の自分もできてなかったやつやん。
【でも口から出るのは「大人だから」「経験したから」】
「いや、自分も昔できてなかったけど」
って思いながらも、
「経験してきたからわかるんだよ」
「あの時そうしておけばよかったと思うから、言ってるんだよ」
って、自分の過去を“正当化”するために「経験」って言葉を使ってしまう。
【“経験”って言葉、便利すぎる】
「経験」ってすごく便利。
なにかを言い切る時の盾にもなるし、
説得力を持たせるための武器にもなる。
でも、
自分が昔できなかったことを今、偉そうに言ってるだけじゃない?
そう思った瞬間、
「伝え方」と「言い方」を見直さないといけないなって思う。
【正論より、“同じだったよ”の共感のほうが伝わる】
子どもも若い人も、正論はだいたいわかってる。
でもグッとくるのは、過去の自分の話をしてくれる大人の言葉。
「俺も昔できへんかった」
「だから気持ちはわかる。でもこうしたほうが良かったなって、今思ってる」
そんな伝え方をされたら、
説教じゃなくて、経験を通した“想い”として届く。
【まとめ:「経験」じゃなく「理解」で伝える】
「経験してきたから言う」より、
「昔の自分もできてなかったけど、こう考えるようになった」って伝えたほうが、ずっと心に届く。
🔹 自分の過去にフタをしない
🔹 完璧な大人ぶらない
🔹 失敗ごと共有していく
そんな大人のほうが、
子どもからも、若い世代からも信頼される気がする。